こんにちは、ぐっちーです。
今日はめちゃくちゃ暖かいですね。
一昨日は強風で凍えていましたが、まさに三寒四温の季節ですね。
さて、茨城県の公立高校入試の最終出願状況が分かりましたので、僕自身が興味があるので、偏差値60以上(藤代と下館一は59のようですが)の高校をまとめておきます。
偏差値60以上の高校の倍率は?
高校 | 偏差値 | 地域 | 定員 | 1次志願者 | 最終志願者 | 倍率 |
日立一 | 66 | 県北 | 162 | 249 | 242 | 1.49 |
水戸一 | 73 | 水戸 | 240 | 397 | 393 | 1.64 |
緑岡 | 67 | 水戸 | 280 | 391 | 376 | 1.34 |
水戸桜ノ牧 | 62 | 水戸 | 320 | 402 | 391 | 1.22 |
土浦一 | 72 | 県南 | 240 | 291 | 283 | 1.18 |
土浦二 | 66 | 県南 | 320 | 370 | 369 | 1.15 |
竜ヶ崎一 | 68 | 県南 | 200 | 229 | 229 | 1.15 |
牛久栄進 | 65 | 県南 | 320 | 460 | 449 | 1.40 |
藤代 | 59 | 県南 | 240 | 189 | 214 | 0.89 |
下妻一 | 62 | 県西 | 240 | 294 | 278 | 1.16 |
下館一 | 59 | 県西 | 201 | 226 | 234 | 1.16 |
水海道一 | 62 | 県西 | 240 | 322 | 308 | 1.28 |
竹園 (野球部なし) | 70 | 県南に計上します | 320 | 415 | 395 | 1.23 |
県全体 | 17,710 | 17,513 | 0.99 |
藤代はめちゃくちゃ定員割れしていますが。。
各地区ごとに偏差値60以上の高校が県全体に占める割合は?
これに基づいて、地区ごとに偏差値60以上の高校の定員が県全体の募集定員に占める割合を求めました。偏差値60といえば全体に対して上位15.87%ですが、募集定員が18.8%と若干多くなっています。
地区 | 募集定員 | 県全体での割合(%) | 偏差値60以上の高校の中での募集定員の割合 |
県北 | 162(日立一のみ) | 1 | 4.8 |
水戸(県央) | 840 | 4.4 | 25.3 |
鹿行 | 0 | 0 | 0 |
県南 | 1,640 | 9.3 | 49.4 |
県西 | 681 | 3.8 | 20.5 |
偏差値60以上合計 | 3,323 | 18.8 | 100 |
県全体 | 17,710 | 100 |
偏差値を参考にしたサイトはこちらです。
各地区の年少人口数と偏差値60以上の高校の定員の比較
各地区の15歳未満の人口(2023年1月1日時点)
地区 | 人口(A) | 人口(A)/15=各年齢の平均人口(B) | (B)×17,710(募集定員)/21,211=(B)×0.83= (C) | (C)×18.8% | 偏差値60以上の高校の実際の募集定員 |
県北 | 30,912 | 2,060.8 | 1,710.4 | 321.5 | 162 |
水戸 | 81,189 | 5,416.6 | 4,495.8 | 845.2 | 840 |
県南 | 156,021 | 10,401.4 | 8,633.2 | 1,623.1 | 1,640 |
県西 | 20,754 | 1,383.6 | 1,148.4 | 215.9 | 681 |
鹿行 | 29,390 | 1,959.3 | 1,626.2 | 305.7 | 0 |
全体 | 318,176 | 21,211.7 | 17,605 | 3,310.0 | 3,323 |
15歳未満年齢を参考にしたサイト
2023年1月1日の県内の年少人口(0~14歳人口)は318,176人(A)でした。
この値(A)を15等分して、0~14歳の各年齢の平均人口を割り出したところ、21211.7人(B)となりました。
ところが、実際の公立高校の募集定員は17,710人と、実際の人口の83%に当たります。
そこで、各区地区の年少人口平均値に0.83を掛け、公立高校の募集定員に見合った人口(C)を求めました。
(C)の値に先ほど求めた偏差値60以上の高校が占める割合18.8%を掛けると、各地区の偏差値60以上の人口が分かると思います。
単純計算で、
県北は321.5人いておかしくないのですが、募集定員は162人と160人程度不足。
以下、順に
水戸は845.2人のところ、募集定員は840人と合致。
県南は1623.1人のところ、募集定員は1640人と合致。
県西は215.9人のところ、募集定員は681人と470人程度超過。
鹿行は305.7人のところ、募集定員は0人となっています。
つくばの高校が不足していると言うが
つくばはここでは県南地区に混ぜて計上していますが、偏差値60以上の仕切りをした場合は県南エリアは妥当な定員配置であるのではないでしょうか。
さらに、県西地区は470人も超過していることから、つくばから通える下妻一、水海道一を入れると、偏差値60以上の定員は十分にあると思います。
近年、つくばに県立高校新設を訴える団体がいますが、以上のことから、
つくば周辺には
偏差値60以上の受皿はある。
偏差値50台の高校が少ない。
ことが分かると思います。
これから定員を増やすべき
また、2023年1月30日に総務省の発表によると、つくばの転入超過数は全国7番目に多い3,818人で県内でダントツの1位でした。
県内2位は1,056人の土浦、3位は990人の阿見と、土浦一、竹園のお膝元の3市町がとんでもない人口増加となっています。
ですので、当然、公立高校の募集定員増加は検討すべき課題であると申し添えます。
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