こんにちは、ぐっちーです。
いろいろと立て込んでいてなかなかブログをアップできませんでした。
今年は花粉の飛散量が相当多いみたいですね。
僕は全く花粉症とは縁がないのですが、会う人会う人みんな言ってます。
- 県保健体育科が動画を公開
- 文字に起こしました
- これが動画です
- 運営方針改訂版のポイント
- 生徒の向上心や意欲を否定するものではないらしい
- これまでの経緯・取組
- 改定の背景
- 勝利至上主義への傾倒が悪い
- 怪我や燃え尽き症候群になる生徒が多数いたらしい
- 中高で部活動をやったら生涯やれということらしい
- 疲労骨折で入院したアスリートが全体の何割か示されていないけど
- 県全体で禁止しないとバカな指導者が部活をやらせすぎるらしい
- 保護者も目先の勝利にとらわれる愚か者らしい
- 当たり前のことを言う専門家
- よく分からないエビデンスによって背景の説明が終了
- 中学校の部活動制限
- 高校の部活動制限
- 県は国よりも優れた配慮をしたらしい
- 何度もいうが生徒が体を動かす時間が部活動だぞ
- 移動やメシの時間は除いてやる
- ミーティングや大会補助員は部活動
- 自主的に残って試合観戦する分には部活動でない
- 公式大会の上位大会が一ヶ月前の場合だけは平日に振替を認めてやる
- その場合でも週の活動時間上限は平たくする
- 高校だけは公式戦の二週間前だけ休日の連続部活動を認める(校長の許可による)
- 朝練は原則禁止
- 例外的に認めた場合は夕練と差引き(意味ねえ)
- 校内での自主練は実質禁止
- 部員間で公営球場など場所を確保して練習するしかない(私見)
- 参加する大会や練習試合は年度当初に年間計画を出せ
- 休養日をあらかじめ設定せよ
- 年間計画、活動計画、活動実績をホームページで公開せよ
- お前らがタイムマネジメント力を身に付けたらやれるはずだぞ
県保健体育科が動画を公開
さて、県保健体育科が生徒保護者に向けた部活動の運営方針の説明動画を配布しています。
県教育庁のホームページを巡回していたのですが、全く同じ動画が見当たりません。
限定公開にしているので、リンクを貼りますね。
文字に起こしました
11分間の動画ですが、読んでいる暇がない人向けに文字に起こしました。
いろいろと突っ込みどころがある原稿になっていますが、敢えて突っ込まないようにしています。
それではどうぞ。
これが動画です
運営方針改訂版のポイント
県部活動の運営方針改訂版についてご説明いたします。
生徒の向上心や意欲を否定するものではないらしい
部活動の運営方針は、全ての生徒にとって望ましい部活動となるよう示したものであり、
生徒の向上心や意欲を否定するものではなく、
心身の健康を第一に考慮して改訂いたしました。
これまでの経緯・取組
部活動のあり方については、以前より検討されてきました。
国のガイドラインでは、平成30年から、中学校と高等学校で活動時間を平日2時間程度、休日3時間程度とし、
平日、休日、それぞれ1日以上を休養日とすること。
週末に大会参加などで活動した場合は、休養日を他の日に振り返ることなどが示されるとともに、
私立学校も遵守することが望ましいとしています。
本県では、平成30年から運動部活動の運営方針、
令和元年から、文化部も含めた部活動の運営方針を示しており、
これまでも活動時間を平日2時間程度、休日は中学校3時間程度、高等学校は4時間程度とし、
休養日は中学校で週2日以上、高等学校で週1日以上確保するよう求めてきたところです。
改定の背景
これまで、部活動は、生徒の自主的、自発的な参加のうえ、学校教育の一環として行われ、
長年に渡り生徒の体力や技術の向上はもとより、
豊かな人間性の育成にも寄与して参りました。
勝利至上主義への傾倒が悪い
しかしながら、勝利至上主義への傾倒などにより、適切な休養を取らず長時間練習を行うなど、
怪我や燃え尽き症候群になる生徒が多数いたらしい
生徒が心身に疲労を蓄積させ、スポーツ障害やバーンアウトと呼ばれる燃え尽き症候群などを起こし、
中高で部活動をやったら生涯やれということらしい
生涯にわたるスポーツや文化・芸術活動を楽しむことが出来なくなることが見られたことから、
改訂することにいたしました。
疲労骨折で入院したアスリートが全体の何割か示されていないけど
国のガイドラインが参考資料としている日本スポーツ協会の資料によると、
疲労骨折で通院したアスリートのうち、71.3%が週6日以上のスポーツ活動をしていることが示されております。
県全体で禁止しないとバカな指導者が部活をやらせすぎるらしい
また、行き過ぎた部活動指導の背景や要因には、関係者の勝利至上主義の意識や価値観がある場合があり、
保護者も目先の勝利にとらわれる愚か者らしい
保護者も目先の勝利にとらわれて、長時間練習を行うことが子どものためにならないことを理解する必要があると記載されています。
こちらは、特に競技に影響が出た外傷・傷害の発症学年及びトレーニングのやり過ぎを自覚した学年の参考資料となります。
こちらのグラフからは、怪我の発生する割合と練習時間の長さが関係していることが分かります。
当たり前のことを言う専門家
県の有識者会議においては、スポーツ医科学の専門家により
「効果的な休息をとることでパフォーマンス力が向上する」ということをご指摘いただきました。
こちらがその概念図となります。
トレーニングは2日行い1日休むことが一般的によいとされています。
よく分からないエビデンスによって背景の説明が終了
このような背景から、今回改定した部活動の運営方針についてご説明いたします。
中学校の部活動制限
最初に中学校です。
今回の改定には活動時間について、これまで平日2時間程度、休日は3時間程度としていたものを、
それぞれ平日2時間を上限、休日は3時間を上限としています。
この活動時間には移動している時間や、準備や片付けをしている時間は含まれないため、
上限の範囲内で充実した活動をすることが可能です。
高校の部活動制限
次に高等学校についてです。
今回の改訂では、活動時間についてこれまで平日2時間程度、休日は4時間程度としていたものを、
それぞれ平日2時間を上限、休日は4時間を上限としております。
中学校と同様に、この活動時間には移動にかかる時間や準備や片付けにかかる時間は含まれません。
県は国よりも優れた配慮をしたらしい
国では、休日1日以上の休養日の設定を求めておりますが、県では、大会前や大会期間中は連続しての活動も可能としており、
弾力的に運用できるよう配慮いたしました。
何度もいうが生徒が体を動かす時間が部活動だぞ
活動時間については、先ほどご説明したとおり、生徒が体を動かす時間を基本的な活動時間としているところです。
移動やメシの時間は除いてやる
ただし、移動や大会での待機時間については、競技の特性や環境条件などにより違いがあるため、
生徒の心身の負担の程度を考慮して判断する必要があるとしています。
ミーティングや大会補助員は部活動
具体的な取り扱い例にもありましたが、心身の活動を伴うもの、試合の前や間、その後のミーティング、大会の補助員などは活動時間に含まれると考えます。
自主的に残って試合観戦する分には部活動でない
また、試合間の待機時間や他校の試合観戦・鑑賞などについては、指導者の指示のもと行われているかによって変わってくるものと想定し、例示をいたしました。
こちらは活動計画例になります。
活動時間、休養日の扱いについては、各学校や市町村において県部活動の運営方針に準じた設定をお願いしているところです。
公式大会の上位大会が一ヶ月前の場合だけは平日に振替を認めてやる
活動時間や休養日の設定についての特例としては、公式大会において上位大会が一ヶ月以内に控えている場合に限り活動超過分を平日に振り返ることを可能としています。
その場合でも週の活動時間上限は平たくする
ただし、その際も記載した例のように、週の上限の範囲内になるよう適宜振替をお願いしているところです。
高校だけは公式戦の二週間前だけ休日の連続部活動を認める(校長の許可による)
また、高等学校においては、公式大会の二週間前に限り希望する生徒がいる場合は、校長先生の許可のもと、休日に連続して活動することを可能としております。
ただし、週の上限の範囲内で行うこととしております。
朝練は原則禁止
次に朝の活動についてでありますが、朝の活動は前回の運営方針に引き続き原則禁止としております。
これまでも原則禁止としながらも、市町村や学校において大会一ヶ月前は認めるなど弾力的に行われた例が見られたため、大会等の直前かつ活動場所が限られる場合のみと示しました。
例外的に認めた場合は夕練と差引き(意味ねえ)
実施する場合には放課後の時間と合わせ、活動時間の上限2時間を超えないようにすることとしております。
校内での自主練は実質禁止
また、朝の活動に限らず、自主練習といった形で活動が行われる例がありますが、この扱いについては十分に注意する必要があります。
まず、顧問の先生の指示や指導がないなかで行われた練習について、日本スポーツ振興センターの保障の対象とはならず、責任の所在は曖昧になります。
このような活動を学校敷地内で行うことは適切ではありません。
部員間で公営球場など場所を確保して練習するしかない(私見)
顧問の先生の指示のもと十分な安全指導を受けて上で実施するものが自主練習であり、実施する場合には部活動として実施するべきであることから、活動時間にもカウントしていただくことになります。
参加する大会や練習試合は年度当初に年間計画を出せ
続いて、学校単位で参加する大会等の見直しについてです。
大会参加数については、競技や種目により開催日数が違うことや、勝ち上がりの状況によって、学校ごとに参加日数が違ってくることがあるため、一律に参加数の規制は設けておりません。
しかしながら、先ほど説明したとおり、今回の改定において活動時間の上限・休養日の設定について、練習試合や大会参加により、休日に活動が超過した分を休日に振り返ることとしたところです。
練習試合や大会への参加が続きますと、休養日の振替が困難となり、生徒の活動時間が増え休養できない状況となり、適切ではありません。
これまでの練習試合の数や活動参加の数を見直した上で、年度初めに年間計画を作成するようお願いしているところです。
休養日をあらかじめ設定せよ
年間計画を作成する際には、練習試合や参加する大会と参加に伴う休養日をあらかじめ設定するものを作成するようお願いしています。
続いて、年間計画、活動計画、活動実績のホームページでの公表についてご説明いたします。
年間計画、活動計画、活動実績をホームページで公開せよ
これまでも、年間計画、活動計画については、ホームページでの公表を求めておりましたが、今回は活動実績についても公表するよう示しております。
先日スポーツ庁のガイドラインも全面的に改定され、同じく活動実績について公表を求めています。
年間計画について年度当初、毎月の活動や活動実績については月ごとに各学校のホームページに掲載するようお願いしておりますのでご確認下さい。
お前らがタイムマネジメント力を身に付けたらやれるはずだぞ
最後になりますが、部活動は生徒の皆さんにとって充実した学校生活の一部となり、それぞれの夢や希望を叶えることができるようになることを願いながら、生徒皆さんの心身の健康を守るために、部活動運営方針を改定いたしました。
ご理解・ご協力をお願いいたします。
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