こんにちは、ぐっちーです。
今日のWBC準決勝は心臓に悪かったです。他のことをやりながらプライムビデオで視聴していたのですが、たまたま吉田正尚のスリーランと村上宗隆のサヨナラツーベースをリアルタイムで視聴できました。
メキシコ投手陣が盤石過ぎて途中、絶対に負けたと思ったし、村上に代打を出さなくて負けたと思ったのですが、さすが神様です。恐れ入りました。今日の決勝打のおかげでシーズンに響くこともなくなるでしょう。
明日の決勝は仕事中ですが、プライムビデオを無音声で流すしかないですね。
さて、1月4日から取り上げてきた茨城県立学校の部活動の活動時間制限問題についてです。
このブログではこの県教育委員会の方針が如何に浅はかで拙速かを説いてきました。
何が問題なのか
何が問題かというと、教員のブラック部活解消のために部活動の活動時間を制限しているにもかかわらず、表立ってはそのように言わず、やれ生徒のため、健康のため、燃え尽き防止のため、生涯スポーツのためと謳っている、論点をすり替えているからです。
当然、現役の生徒、保護者は納得できるわけがありません。
経緯
部活動に情熱を燃やしたい高校生とその保護者がリアルでもネットでも反対の署名活動を行いました。
また、県高野連がこの県の方針に反対意見を表明しました。
県高野連の今回の判断は、僕は生徒の想いに寄り添った善良な人間であれば誰しも納得が出来るものだと思います。
この部分に関しては、某サッカー記者が県高野連のことを馬鹿にしていましたが、実情を分かっていないですね。
また、県はいばらき自民党の反対を受けて、4月から高校3年生になる生徒については、夏の最後の大会までは現行の制度を適用すると翻意しました。もうぐだぐだですね。
ここまでは前回のブログで紹介したところです。
新たな動き
さてこの度、さらにぐだぐだな流れになりました。
実質、県教育委員会の全面敗北が決まりましたので触れたいと思います。
要点をまとめると
- 新1、2年生主体の部活動に切り替わっても一定条件が整えば旧方針が適用される「例外措置」を当面の間講じる
- 一定の条件とは、医科学的な指導やケアができる体制が整っているか、新方針について生徒や保護者などが意義を理解しているかを軸とする詳細は不明。出来るだけ早く提示する
というものです。
あくまで例外措置としているのがしゃくに障りますが、まあ一定の条件というものを見る限りは、現代の運動部であればどこも整っているのではないでしょうか。
文化部で活動をしたいという生徒が救済されないのは大変気の毒ではありますが、体育会の部活はひとまず安心ですね。
部活動改革におけるあるべき姿とは
これまでもずっと訴えてきましたが、部活動の指導をしたくない教員は部活動を指導せずに済むためには、外部指導者の体制を早急に整える必要があります。
外部指導者への移行期間に、部活動に目一杯打ち込みたい生徒が割を食ってはなりません。
外部指導者は集まらないけど先生のケアをする必要があるから、「まずは部活動の活動時間自体を県全体で制限しちまえ」という魂胆がみえみえの今回の改悪では、生徒・保護者が納得するはずはありません。現に心ある議員がその気持ちを汲んで動いているではありませんか。
県教育委員会には、拙速に決めることなく生徒保護者の立場も尊重し、他県のやり方を参考にしながら政策立案していただきたいと思います。
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