こんにちは、ぐっちーです。
昨夜はジャイアンツカップ茨城地区決勝トーナメントの準決勝1試合が行われました。
どうしても観たいカードだったので、仕事を早退して観に行ってしまいました。
平日のナイターなんですが、駐車場が混みまくっていました。
両チーム総勢200名の部員ということで、部員とその親、OBや関係者でざっくり300台。僕のようなただの野球好きが100台くらいいたような肌感覚です。
新利根球場のスタンドは土が剥き出しで草がボーボー。蚊はもちろんのこと、アリやミミズの死骸、昆虫が多数でした。なんとかして。。
それでは結果です。
準決勝
7月4日(火)
新利根球場
- 取手シニア4-1江戸崎ボーイズ
雑感
雑感をつらつらとまとめていきますね。
体のデカさ
まずこの世代の取手シニアと江戸崎ボーイズを初めて見ましたが、両チームともに体がでかい!
取手シニアの朝来投手
その中でも、朝来投手の下半身がやばいです。
シニア全米選手権の日本代表であり、打っては3番。第1打席では痛烈なセンター前ヒットをはなちました。
投げては5回1/3を被安打1で10奪三振の無失点。
春の全国4強である江戸崎ボーイズ打線を全く寄せつけませんでした。
MAX142キロだそうですが、常時130キロ後半は出ていたのではないでしょうか。
1回こそ上擦っていましたが、2回以降は高低を要求どおりにコントロール出来ていました。
また、スライダー、チェンジアップ、ツーシームと変化球の引き出しが多くキレまくっていました。
身長189センチということで、ひょろっとした感じなのかなと思っていたのですが、もう高校生でもなかなか見られない尻周り・もも周りです。
大柄選手によくあるもっさりした感じは全くみられません。フィールディングも牽制もセンスが感じられる。マウンドでの所作がカッコいい。中学生の中に1人だけ高校生が混じっているようにしか見えませんでした。
逆に、中学3年の段階でこれだけ体ができてしまっているので、今後の伸びしろはどれだけの残されているのか、そこだけが気がかりです。
大谷翔平選手は高校時代はまだまだ細かったですからね。
高校でも彼独自の進化を止めないことを期待します。
取手シニアの荒井捕手
もう1人のJAPANメンバーである荒井捕手は、スワローズジュニア出身。下級生の頃からライトやキャッチャーで出場していたので以前に見たことがあります。
打ってはゴツい体ながら脚力があり1番を務めていました。去年から思っていましたが、もう打撃は言うことがないです。中学生離れした打球を放ちます。引っ張り系の打球が良く出ていました。
球歴ドットコムで確認すると、170センチ80キロもあるんですね。このガタイであの脚力はラグビー選手のようです。
捕手としても、ベンチ前まで飛んだファースト側ファウルフライに大声でファーストを制しながら詰めて追いつきました(落としてしまいましたが)。素晴らしい動きです。声のデカさも気に入りました(声マニアなので)。
江戸崎ボーイズの田山選手
田山選手はベイスターズジュニア出身。ボーイズ東日本代表に選出されています。これまでもブログで触れて来ましたが、ボーイズリーグ全国大会の映像でした見たことがなく、実物を見るのは初めてです。
背番号1でしたがマウンドには上がりませんでした。聞くところによると肩だか肘を怪我明けだそうです。シートノックではライトからホームに素晴らしい返球をしていました。投げるところを見たかったです。
田山選手は映像から既に打席の雰囲気が良かったですが、実物は大物感が溢れていました。ヒットは出ませんでしたが、センターへの大飛球が出るなどしっかりとアジャストできていて内容が良かったです。
足もあるようですね。高校で早くから食い込んでいくのではないでしょうか。
試合内容
新利根球場のナイターはかなり暗くて低いです。サードからファーストへの送球がちょうど三塁側にある照明と被さりファーストがみえづらい最悪な作りでした。
そういうところを前提として、両チームで守備のミスがチラホラとありました。本当、暗くて見えづらいんだろうなと。
ただ、よくよく考えたら江戸崎ボーイズはホームグラウンドなんですよね。
試合は3回裏にサードゴロからのファースト送球ミスが出まして、ツーベースと申告敬遠で一死満塁から、レフトフライの捕球ミスで取手が1点先制しました。
なんか、暗いことが随所で影響していたたまれなくなりました。
江戸崎は6回表に反撃出ます。
代わった石井投手から連打で一死一、二塁とし、ショートゴロエラーで同点とします。ショートとしてはランナーと交錯したアンラッキーな打球でした。
同点となり長い試合になるのかなと思ったところでしたが、取手が6回裏に勝ち越します。
二死満塁から押し出しで1点。なおも二死満塁から、荒井選手のライト前で2点を追加し4点目を奪いました。
最後、江戸崎は二死三塁としますが空振り三振で試合終了。終了時間は20時30分でした。
ほかに印象に残った選手
見ておきたかった選手のほかに試合で印象に残った選手を上げておきます。
取手・白仁田選手
センターで6番。送りバントを一発で決めたのが好きです。足もある。痛烈な右中間ツーベースを放ちました。
取手・高野選手
レフト→ライトで5番。ライトライナーもショートライナーも強烈でした。
取手・石井投手
交代してすぐに打たれはしましたが、左スリークからの角度が好みです。ツーシームにスライダーに両サイドに落とせますね。たいへん実戦向きなピッチャーだと思います。
江戸崎・橋本捕手
キャッチャーで4番。リード面で高評価。ストッピングにスローイング(タイム測ってないですが)も申し分ないです。
以上です。今夜は波崎ボーイズのピッチャーが気になるので行きたいですが、無理ですね。ごめんなさい。
コメント
江戸崎の捕手は内藤 5番になっていますが、橋本で打順は4番のようです。
ご指摘ありがとうございます。
橋本捕手のメモを見ながら内藤選手のメモを書いてしまう痛恨のミスをおかしてしまいました。
内藤選手は本文から外させていただきましたが、打力が魅力の選手で楽しみですね。