こんにちは、ぐっちーです。今日は中学野球の話題を少々。
まだ学校法人から正式にリリースされていませんが、進学塾関係者や中学野球関係者では既に周知となっているので、このデリケートな話題に触れてみようと思います。学校側からデマだと言われたら削除しますが、何も知らずに現時点で入学を検討している学童野球の親御さんは少なからずいるはずなので、あくまで野球目線で考察していきます。
※2022年6月9日追記:茨城・霞ケ浦高付属中閉校へ 少子化や競合 開校以来、定員割れ記事がリリースされました。2024年に閉校するとのことです。既に在校生の保護者や県南の小学校や学習塾に通知されていたのですね。開校以来定員割れしていたとは知りませんでした。
霞ヶ浦高校付属中は来年度(2023年新入生は)募集停止のようです
春先はどこにいってもこの話題になりました。霞ヶ浦高校の在校生の親御さんもおっしゃっていたのでまず間違いない情報だと思います。霞ヶ浦附属中学校は来年度の生徒募集を停止するようです。ということは附属中学校は在校生の卒業と同時になくなるということです。
霞ヶ浦高校付属中ボーイズはどうなるのか
生徒募集停止に伴って霞ヶ浦高校付属中ボーイズも現在の中学1年生の卒業をもってなくなるということになります。ボーイズの試合をこの1年ほど観に行っていないので、現在の中学1年生が9人以上いるのか僕には分かりませんが。。
また一部では、霞ヶ浦高校付属中ボーイズはクラブチーム化して残そうという動きがあるという話もあります。サッカー部はそういう(クラブチーム化の)流れに乗って付属中学生以外の外部からもチーム員を受け入れていると聞いたことがあります。サッカーは天皇賜杯でプロとアマチュアが対戦できるし、発想が自由でいいですよね。
しかし現状では、中高一貫校であるからこそ中学野球で高校の名前を冠することができるのです。明徳義塾中も、仙台育英秀光中(2022年からボーイズに移行)にも、星陵中も、神村学園中も、青森山田リトルシニアも、みんな名門高校の付属中学校の部活動であってこそ存在しているのです。今後、霞ヶ浦高校付属中ボーイズが中高一貫でなくなった場合、霞ヶ浦(高校)の名前を冠してボーイズリーグとして活動していくことは僕としては不可能ではないかと思います。
指導者もグラウンドもクラブチームとして残すのは難しいのではないか
さらに、現状では霞ヶ浦付属中の関係者が指導者として携わっていますが、もしも幾多の試練をクリアしてクラブチームとして残った場合でも、学校法人霞ヶ浦高等学校の所有地でそのまま活動ができるのか、高校側と中学生が接触するには神経を使う面もありますし、体裁上は学校と関係がなくても実際には中学生の囲い込みと見られても仕方のないことです。また、指導者は学校法人の関係者が就任するのか、指導者の報酬はどうするのかなど、様々な問題点をはらんでいます。
わずか3年で全国出場した名門だが
学校経営のてこ入れを名目に、設立時点で様々な意見のあった霞ヶ浦高校付属中ボーイズですが、設立からわずか3年、現在の高校3年生世代では全国大会出場を果たし、今後はますます強豪チームとして発展していくものと思われました。しかし、その後は結果を残すことができず部員数も減り、その後数年で学校経営の名のもとに消滅の危機に晒されています。
在校生と卒業生、その親御さんの無念さは想像に難くありません。学童年代でも入学を検討していた家庭があっただけに及ぼす影響は計り知れませんね。
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