こんにちは、ぐっちーです。
複合バットの使用が遂に禁止へ
12月27日から開幕するNPBジュニアトーナメントで今年はビヨンドマックスなどのいわゆる複合バットの使用が禁止されたそうです。
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飛びすぎてシラけてしまう
昨年の大会では大人用のビヨンドマックスレガシーを多くの選手が使用し、従来の大会通算本塁打記録(一昨年の14本)を大幅に上回る51本のホームランが飛び出したそうです。
僕も試合をテレビで見ていて、ホームランが出すぎだとは感じていましたが、ここまで桁違いにホームランが出るとシラけてしまいますね。
参考記事です。
複合バットの禁止の理由としては、ホームラン数を削減することが目的ではなく、あくまで選手の安全のためとのことです。
確かに現行のJ号をレガシーで打ち返すと、非力な子でもえげつない打球が飛びますし、打球速度は硬式のそれを上回るでしょう。
NPBジュニアに選ばれるほどの選手の打球であれば、なおさら強く速い打球が飛ぶことは容易に想像できます。
しかし、守っている方も非凡な才能を持つNPBジュニア選手です。
普段から複合バットで試合をしている彼ら彼女らにとって、NPBジュニアトーナメントだけは危険だからレガシー禁止と言われても釈然としないでしょうね。
理由は選手の安全配慮というが
大会を運営する日本プロ野球機構としては体裁上は選手の安全配慮の姿勢を貫いていますが、実際にはホームランが出すぎて大味な試合ばかりになってしまうことを危惧しているのではないかと思います。
私も複合バットで打ったことがありますが、打感はボヨンと重くも軽くもない感じでありながら、これまでのA号では経験したことのない飛距離が出ました。
複合バット&J球でホームランを打ったとしても
ビヨンドマックスレガシーを使ってホームランを打つ学童野球の選手が、中学硬式クラブでみんなホームランを打てるかと言えばそうではないように思います。むしろ、ほとんどの選手が中学校ではホームランを打てないのではないでしょうか。複合バットでホームランを打つことがその後に続く硬式野球にとって果たして良いことかどうかは僕は判断できません。
逆に長打がどれだけ出るのか気になる
今回のNPBジュニアトーナメントでは一般的な金属バットを使って長打がどのくらい出るのかが最大の見どころになるでしょうね。
愛知県の名門軟式クラブチームである東山クラブは、複合バットで慣れてしまうと高校野球で苦労するという理由で複合バットを使用していませんでした。しかし、複合バットを使わないとせっかく練習しても勝てない、金属と木製くらい打球に違いがあることから、複合バットを解禁したそうです。やはり相手も同じ条件でないと圧倒的な差が生まれてしまいますよね。
複合バットとJ号・M号の組み合わせは反則かと思うくらい飛びます。
今回の日本プロ野球機構の判断が今後、全日本軟式野球連盟やメーカーにどのように影響を及ぼすか今後も注目したいと思います。
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