秋季地区1次予選の日程は見直されず

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2023年秋の大会

こんにちは、ぐっちーです。

みなさんはこちらの記事をご覧になりましたか?

秋季県大会の日程など確認 茨城県高野連理事会
茨城県高野連は4日、水戸市内で理事会を開き、第76回秋季関東大会県大会の日程などを確認した。

今年から秋季大会の予選方式が変更

今年から秋季大会の予選方式が変更され、8月のお盆過ぎに1次予選で県大会出場の4チームを選出。残りのチームで9月10日過ぎに2次予選を行い4~5チームを選出することになりました。

これまでは選手権出場校(夏の優勝校)は地区予選が免除され県大会から出場していたのですが、なぜか今年から選手権出場校は地区予選を免除されず、1次予選から参加する決まりになりました。
選手権出場校は県内で唯一、7月中に新チームが始動していないのですから、準備期間が圧倒的に足りなくてこの変更は不利に働きますよね。

そんな中での土浦日大の大躍進

予選方式を変更した矢先のこと、今年は土浦日大が甲子園で8月21日の準決勝まで勝ち残り、負けた翌日の8月22日に新チームの秋季大会が始まるというバカみたいな事態が発生しました。

土浦日大には同情する

小菅監督とベンチ入りしていた2年生の3人は甲子園の余韻に浸ることなくその日のうちに土浦に戻ったわけですから、本当に土浦日大には同情します。よく1次予選を2勝できたなと。甲子園での感動をありがとうございますと。

さすがに見直されるでしょ

世間の見方としても、僕が見ているSNSや記事が偏っている訳ではないと思いますが、「これはおかしいよね」とか、「さすがに来年は見直されるでしょう」というものが大半だったのではないでしょうか。

しかし高野連様には響かず

そうした中で県高野連が9月4日に理事会を開き、方式の一部見直しの検討も議題に上がったのだそうです。そりゃそうですよね。
ところが、茨城新聞の記事によると、「各校チーム事情が異なることや球場確保などの問題もあり、現行のまま継続する方針を確認した」のだそうです。
もう呆れてしまいました。高野連の理事は、自分が甲子園に行って勝ち残ったとしてもそう言えるのでしょうか。

この件に関してだけではなく、最近の日程や球場配置など、高野連の息がかかったチームに優位に働くように便宜を図っているようにしか見えません。

シード決定戦ってなに?

もう一つ、疑問に思っていることがあります。

県北、水戸、県南、県西と昨日地区2次予選の組み合わせが決まったところですが、県大会シード決定戦という1次予選を勝ち上がった4校で行うトーナメント表が載っていました。

去年までは県大会出場校の監督投票でシードを決めていたのですが、今年からは各地区の1位が自動的に県大会のシード校になるのでしょうか。

監督投票でなくなった場合

そうすると、県南なんて土浦日大、常総学院、霞ヶ浦の3校がほぼ毎季の県大会で4強入りしているというのに、県南で1位になれなかったらシードを獲れないということになりますね。

例えばピッチャーも中軸も2年生が多く残る常総学院がシードを獲ったとしても、2回戦や3回戦で土浦日大や霞ヶ浦と潰し合う事態にもなりかねません。逆に他地区でシードを獲ったチームとしては、ライバル校の一つが消えてくれるのだからウハウハですよね。

でもそれが本当に茨城の高校野球のためになるでしょうか。本来4強入りやそれ以上の力があるチーム同士が序盤戦で潰し合うのです。

関東大会に相応しいチームが出場して欲しいな

関東大会に相応しいチームが行けず、相応しくないチームが関東大会に出て結局惨敗し、茨城県からセンバツ出場はなし。それでいいのですか。

あくまでシード選出方法が変更された場合の話ですが、こういう状況を僕は憂慮しています。改悪にならないといいですね。

みなさんはどう思いますか。

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