2023年度の茨城県高校野球スケジュールと変更点に関する雑感をまとめました

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高校野球

こんにちは、ぐっちーです。

2月2日(木)に茨城県高野連の理事会が行われ、2023年度のスケジュールなどが話し合われました。

有益情報なので自分が振り返る時のためにも書き残しておきます。

もちろん読者の皆様も何度もお越し下さい。

では、決定事項を順に見ていきましょう。

2023年度の主な日程

第75回春季地区予選

例年どおりですね。

  • 抽選会4/11(火)
  • 県北14(金)~16(日)
  • 水戸13(木)~15(土)
  • 県南13(木)~16(日)
  • 県西14(金)~16(日)

第75回春季県大会

県大会も例年どおりです。おそらくメイン会場は例年同様にジェイコムスタジアム土浦になるものと思われます。

  • 抽選会4/18(火)
  • 試合日4/22(土)、23(日)、24(月)、28(金)、29(土)、5/1(月)、3(水・祝)、5(金・祝)

第75回春季関東大会(神奈川)

  • 5/20(土)、21(日)、22(月)、23(火)、27(土)、28(日)

第105回全国選手権記念茨城大会(ノーブルホームスタジアム水戸メイン)

こちらも変更なしです。

  • 組み合わせ抽選会6/21(水)
  • 開会式7/8(土)
  • 1回戦7/8(土)、9(日)、10(月)
  • 2回戦7/12(水)、13(木)、14(金)
  • 3回戦7/16(日)、17(月・祝)
  • 4回戦7/19(水)
  • 準々決勝7/22(土)
  • 準決勝7/24(月)
  • 決勝7/26(水)

第105回全国選手権記念大会(甲子園球場)

  • 8/6(日)〜17日間

第76回秋季県大会地区1次予選

後で触れますが秋の大会は運営方法が大幅に変更されました。

選手権が終わってすぐに抽選会ですか。甲子園に出るチームはまだ新チームに移行していないのに抽選会です。

  • 抽選会7/31(月)
  • 試合日8/21(月)~31(木)

第76回秋季関東大会県大会地区2次予選

2次予選となったこと以外は例年どおりです。

  • 抽選会9/15(金)
  • 県北9/9(土)~11(日)
  • 水戸9/8(金)~12(月)
  • 県南9/8(金)~11(日)
  • 県西9/9(土)~11(日)

第76回秋季県大会(ひたちなか市民球場メイン)

  • 抽選会9/15(金)
  • 試合日9/20(水)~23(土)、26(火)、29(金)、10/1(日)

第76回秋季関東大会(栃木)

  • 10/21(土)~24(火)、28(土)、29(日)

そのほかの変更点など

選手権の開会式

コロナ禍になった2020年以降、3年連続で中止されていた開会式が4年ぶりに復活します。

僕は開会式で中学校のチームメイトに会って記念撮影をする姿がほほえましくて好きです。

声出し応援の可否

春は秋同様に声出し禁止になりそうですね。

夏は従来どおりの声出し応援ありの大会運営を目指すそうです。

声出し応援についてはこちらの記事で考察しています

秋季大会の各地区代表枠の見直しと予選方式の変更

  • 1次予選として各4地区でトーナメント戦を行い4強入りすれば県大会出場(8月下旬)
  • 2次予選として1次予選で敗れたチームが残りの代表枠をかけて争います。
  • 参加校が地区によって偏りがあることから、各地区の出場枠は県北と水戸が4、県南と県西が5となります。
  • 従来は夏の選手権出場校は地区予選を免除されていましたが撤廃され、1次予選からの参加となります。

雑感をまとめます

秋季大会の予選方式の変更について

前に記事で触れたことがありますが、僕としては新人戦(ジュニア大会と選抜大会)が高野連のホームページに載らないのがずっと謎でした。

今回、これまでの新人戦を秋季地区1次予選と衣替えすることで、今後は準公式戦扱いではなく正式な公式戦として高野連のホームページに組み合わせと結果が掲載されることと思います。

ただ、甲子園に出場するチームは、甲子園で初戦負けだとしても、お盆過ぎの8月20日にはまだ新チーム結成から10日程度しか経っていません。

このような圧倒的不利な条件のチームをいきなり1次予選から出場させるのはシステムの改悪ではないかと思います。

ライバル校にとっては良い条件となるのでまあ考えはそれぞれあるでしょうけどね。

県大会出場枠の割振について

県大会の各地区の出場枠については前々から記事で異論を唱えてきました。

各地区で実力に偏り

2022年秋でいえば、明秀学園が甲子園に出場したことで、県北地区から秋季県大会出場が9枠となりました。出場チームが少ない上に地区予選で1勝したら即県大会という異常な状態でしたね。

その上での付加情報として、以下のとおり県北は9チーム中初戦敗退が7チーム、2勝したチームはないという状態でした。

2022年秋の各地区の勝利数

  • 県北 9チーム中 0勝=7、1勝=2 合計2勝
  • 水戸 8チーム中 0勝=4、1勝=1、2勝=2、4勝=1 合計9勝
  • 県南 8チーム中 0勝=1、1勝=3、2勝=1、3勝=2、5勝=1 合計16勝
  • 県西 8チーム中 0勝=4、1勝=3、2勝=1 合計5勝

出場枠の見直しは評価できるが

各地区で出場チーム数に隔たりがある中で、今回、21チームで線引きをして県大会枠に大なたを振るったのは一定の評価ができます。

ただし、チーム数といっても、合同チームからようやく単独チームになれたような部員がギリギリのチームと、部員数が多い私立チームをひとくくりにしてしまって良いものでしょうか。

県西地区が1枠増えるのは解せない

水戸地区は出場チームが21を下回る18チームで県大会出場枠は8枠ですが、そのうち中堅以上の実力を持ち、部員数が学年10人以上いる私立は鹿島学園、常磐大高、水城、水戸啓明、水戸葵陵と5チームあります。

そのほかにも今後部員増が見込まれるウェルネスもありますし、名門の水戸商や水戸桜ノ牧など、部員数の多いチームがひしめいています。

一方、県西地区は出場チームが22校で21を上回るため、県大会出場枠を1枠付与され全体で9枠になりますが、部員数が学年10人以上いる私立はつくば秀英と岩瀬日大の2チームのみ。

残り20の県立高校をみてみますと、部員がギリギリで運営しているチームが半分以上ではないでしょうか。

県西地区の代表決定戦が8試合中6試合でコールドゲームになっていることからも、上位層と下位層で実力が乖離していることは明白です。

その上で、県大会では5勝。県西地区が1枠増えるのは違うような気がします。

部員総数で出場枠を振り分けてはどうか

部員減に悩まされている地区は全体的に低迷していますので、部員間の競争原理が働かなかったり、内容の濃い練習が出来なかったりなど、やはり部員数と実力は比例しているのではないかと推察します。

僕個人の考えとしては、各地区の部員総数に応じた県大会出場枠の振り分けがベストなのではないかと思います。

声出し応援について

3年間丸々声出し応援が禁止されていたのですから、現役の皆さんにとってまさしく初めての声出し応援ですね。

応援団、チア、吹奏楽の方々もほとんどが初めての経験になると思います。

従来どおりのクオリティで応援や演奏することは恐らく不可能だと思いますが、待ちに待った声出し応援です。出来る範囲で頑張って伝統を引き継いでください。

僕は現場で感極まって泣いちゃうかもしれません。

応援関係者の皆さんのご健闘をお祈りします。

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