こんにちは、ぐっちーです。
WBC日本代表は4連勝でプールBを1位通過しましたね。
準々決勝はマイク・ピアザ監督が率いるイタリア代表です。
マイク・ピアザに反応できるのは37歳以上ではないでしょうか。
野茂英雄のニュースのついでに見ていたマイク・ピアザですが、代表監督を務めているなんて胸熱です。
高野連が部活動上限設定に苦言
さて、今日はここのところ茨城県高校野球界隈の話題を独占している部活動の活動時間制限のニュースについて取り上げます。
本日、茨城県高野連の榎戸努理事長が記者会見を行い、高校の部活動の時間に上限を設ける方針に反対する表明をしました。
NHKニュース動画
NHKニュースWEBのリンクを貼っておきますが、数日で削除されるのでニュース原稿をコピペしておきます。
ニュース原稿
茨城県内の公立の中学校や高校の部活動で、県教育委員会が活動時間に平日2時間の上限を設けるなどの方針を示していることを受けて、茨城県高校野球連盟は14日会見を開き、高校の部活動の時間に上限を設ける方針に反対する表明をしました。
県教育委員会は教員の働き方改革などを進めるため、公立の中学校と高校の部活動に平日は1日2時間といった上限を設けるほか、中学校の休日の部活動は地域のスポーツクラブに移行していく方針です。
当初は新年度からの移行を目指していましたが、県議会の最大会派の「いばらき自民党」から要請があったことや、一部の生徒や保護者からの準備期間が不足しているなどの声を受けて県教育委員会は、今月10日、高校の部活動については高校3年生の最後の大会まで上限時間の運用を猶予することを認めると発表しました。
これについて、茨城県高校野球連盟は、14日会見を開き、県高野連の榎戸努専務理事は、「延期の判断はありがたいことだが、その次の代も部活動は続いていく。これから高校で部活動を頑張りたいという生徒の思いをくむべき」などと述べ高校の部活動に上限を設ける方針に反対する考えを表明しました。
県高野連の意見表明について、県教育委員会の保健体育課は「反対の意見は真摯に受け止めるが、子どもの健康を考慮して決めたことなのでわれわれとしては残念だ。移行までの猶予期間で学校や生徒、保護者に丁寧に説明することで理解を促したい」としています。
Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースの記事も貼っておきます。
今回の判断は全面的に応援する
ネット裏からの撮影禁止や写真や動画のネット配信禁止など、いつもとんちんかんな判断を下す茨城県高野連ですが、今回の判断には同意と賛辞を送りたいです。
榎戸専務理事の言っていることは至極まともでありますが、県保健体育課は「生徒の健康に配慮したものであり残念」と言っています。
時間がある方はYahoo!ニュースについたコメントを読んでみて下さい。
高野連は選手のことを憂いて意見表明しているのに対して、コメントでは教員の話を持ち出しています。コメントにあるとおり、この問題の本質は教員のブラックさを解消することが主目的であります。
しかし、保健体育課は教員のことには触れず、あくまで生徒の健康のことを持ち出すため、論点がすり替わっておかしなことになるのです。
「保健体育課の言うとおりだ。生徒の健康が害されるから活動時間を制限すべきだ」って書いてあるコメントはありますか?
そんなコメントはありませんよね。ヤフコメがいくら無責任な投稿ができようとも、さすがにそんなとんちんかんなコメントをする人はいません。
このことがこの問題の全てを現していると思いますよ。
生徒のことを思えば、榎戸専務理事の会見のとおりの感想しかありません。
一方、先生のことを思えば、ヤフコメのとおりです。
保健体育課は先生のことを思って押し進めている改革にもかかわらず、それでは犠牲になる生徒に説明が付かないから、生徒の健康を守ると論点をすり替えているのです。
何度もブログ記事に書いたからもう飽きてきたのですが、また動きがあれば取り上げようと思います。
榎戸さんグッジョブ!
コメント