日立一vs岩瀬日大(春季茨城県大会3回戦)2022年4月29日

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2022年春季大会

こんにちは、ぐっちーです。今日は2022年4月29日にノーブルホームスタジアム水戸で開催された日立一vs岩瀬日大の試合をレポートします。

岩瀬日大は中学野球で長年実績を実績を残しオール茨城などでも指揮を執った石塚監督を2019年4月に招聘。石塚監督の指導を仰ごうと県西地区の軟式出身者がこぞって入部しました。そして今年は同じく中学軟式球界で数々の実績を残した増渕重男氏を招聘。中学軟式レジェンド監督コンビが高校野球界に新風を巻き起こすのか、注目したいチームです。この日は石塚監督はベンチに入っておらず増渕氏が監督として指揮を執っていました。こういうご時世ですから代役は不思議ではありません。

ランニングスコア


両チーム出場メンバー

日立一

打順名前守備
堀米
安藤
清水
酒井
石原
鈴木翔登
大貫二→遊
廣田
小野
宍田
高橋二(2回裏)

岩瀬日大

打順名前守備
望月
野中
永井投(4回から)
小林匠投(8回から)
村本投(9回から)
中山
代打
本橋
小林恵太
秋元
國府田
秋田
赤木代打
湯本
大山
木村

先発ピッチャー

先攻 日立一の先発は背番号1の左サイドハンド廣田投手です。最速は131キロ。スライダーは105キロ前後でした。右打者のインコースを厳しく攻めていました。

後攻 岩瀬日大の先発は背番号11のサウスポー大山投手です。最速は129キロ。115キロ程度のスライダーと105キロ程度のチェンジアップが確認できました。

日立一が先制

1回表、日立一は先頭の堀米選手がライト前ヒットで出塁し、送って一死二塁から3番酒井選手のライト前ヒットで先制します。さらに四球で一死一、二塁とすると、5番保選手のレフト前ヒットで2点目を挙げます。

日立一が大量得点

2回表、日立一は8番廣田選手がセーフティバンドで出塁し、送って二死二塁から2番清水選手のセンター前ヒットで1点を追加します。さらに3番酒井選手のレフト線ツーベースで二死二、三塁とし、4番石原選手のセンターオーバースリーベースで2点。センターがボールの処理にもたつく間(記録はエラー)に保選手は生還してこの回4点を追加しその差を6点とします。

3回裏、岩瀬日大は8番大山選手のセンター前ヒットと1番望月選手のレフト前ヒットで一死一、二塁としますが、ゲッツーでチャンスが潰えます。

日立一が追加点。勝負あったか

4回表、岩瀬日大は二番手に背番号1の右腕・永井投手を投入します。永井投手は最速132キロ。素直な球筋です。日立一は先頭の9番高橋選手がレフト前ヒットで出塁し、送って二死二塁から、3番酒井選手のライト前ヒットで1点を追加し7点差とします。日立一はここまで三度、先頭打者が出塁すると確実に送りバントを決めています。


岩瀬日大が反撃

5回裏、岩瀬日大が反撃に出ます。先頭の6番國府田選手がセンター前ヒットで出塁し、9番木村選手のライト前ヒットで二死一、三塁から、1番望月選手のレフトオーバーのツーベースヒットで2点を返します。

場外ホームランで日立一が突き放す

7回表、日立一はヒットのランナーを置いて二死二塁から、6番鈴木翔登選手が初球をレフト場外に運ぶホームランで2点を追加します。

7回裏、岩瀬日大は一死から9番木村選手がセンター前ヒットで出塁し、四球を挟んで二死一、二塁から、3番代打森選手がレフトにツーベースヒットを放って1点を返します。

8回表、岩瀬日大は3番手に背番号11の右腕・小林匠投手を投入します。小林匠投手の最速は122キロ。

8回裏、日立一は2番手に背番号10の右腕・小野投手を投入します。小野投手は上背が本格派。最速は133キロでした。岩瀬日では先頭の5番秋元選手がセンター前ヒットで出塁しますがスコアリングポジションに進められません。

岩瀬日大が4投手を投入

9回表、岩瀬日大は4番手に背番号10の右腕・村本投手を投入します。村本投手は最速134キロ。玉の勢いとしては4投手の中で一番だったように思います。日立一は二死から連打と四球で満塁のチャンスを作りますが得点には至りません。

6点差で迎える9回裏、岩瀬日大は先頭の9番木村選手がこの日猛打賞となるレフト前ヒットで出塁しますが無失点に終わり試合終了となりました。

観戦後記

岩瀬日大は全体的にまだまだ若い2年生主体のチームで体の線が細いです。細かい所作にしてもパワーにしてもあと1年かけて仕上げていって欲しいと思いました。昨年から注目している4番の小林恵太選手(2年)は体がだいぶ絞れて動けるようになっていました。この日は2安打。今度は大きい当たりも見たいです。サードの守備は全体的にまだ足りないかな。期待を込めて言っています。

日立一は結構仕上がってきていました。捕手の石原選手はセカンド送球1.9秒前半と捕ってから握り替えがめちゃくちゃ早いので注目ですよ。イニング間スローでも全部全力で放っていました。打つ方も雰囲気があり第2打席で特大のセンターオーバーを放ちました。センスの塊ですね。左のサイドスローの廣田投手が筑波大に進学した清水大海選手を彷彿とさせますね。球速はそれほどでもないですがキレと癖玉で勝負するタイプでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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