水戸商vs江戸川学園取手(高校野球春季茨城県大会1回戦)2022年4月22日

スポンサーリンク
2022年春季大会

こんにちは、ぐっちーです。

2022年4月22日(金)にJ:COMスタジアム土浦で行われた

高校野球春季茨城県大会1回戦、水戸商vs江戸川学園取手についてレポートします。


ランニングスコア

チーム123456789
水戸商0100101003
江戸取1000000001

先攻 水戸商

打順名前守備
1関谷
2石川
3鯨岡
4桒田
5大和田
6増子
7佐藤
8平山
9松本

後攻 江戸川学園取手

打順名前守備
1岡本
2伊豆見
3石川中→投
4大野
5倉田投→捕
6小野
7黒岩
8井石
渡邉H
白仁田
9大窪左→中

先発投手陣

江戸川学園の先発は背番号1番の長身右腕 倉田湧介投手です。

最速131キロですが、80キロ台のスローカーブを多投して投球の幅を広げていました。

水戸商の先発は右腕の平山颯太投手です。昨夏の石岡一戦で見て以来。

昨夏は最速137キロでしたが、一冬越えて球威が大幅にアップ。

今日は最速141キロを計測しました。自己最速は142キロとのことです。

120キロ台の大きく横滑りするスライダーが武器です。

 

江戸川学園取手が初回に先制

1回表 水戸商は内野安打と盗塁で二死二塁のチャンスを作りますが、

4番桒名選手はセカンドゴロに倒れます。

ピンチをしのいだ江戸川学園取手が1回裏に先制します。

一死から2番伊豆見選手、3番石川君の連打で一、二塁とし、

4番大野選手が左中間を破るツーベースで1点を先制します。

なおも一死二、三塁とチャンスが続きますが、

前進守備に油断して大きくリードした二塁ランナーに対し、

セカンドが猛ダッシュのベースカバー。セカンド牽制で誘い出し、

二塁ランナーが挟殺でアウトとなると、三塁ランナーも挟まれゲッツーとなります。

大変珍しいプレーでした。

水戸商すぐに同点

最少失点で切り抜けた水戸商が2回表に反撃します。

先頭の5番大和田選手がライト前ヒットで出塁し、送って二死二塁から、

8番平山選手がレフト線を破るタイムリースリーベースを放って同点とします。

さらに9番松本選手がライト前ヒットで続き一、三塁としますが、

1番関谷選手はレフトライナーに倒れ逆転はできません。

5回 水戸商勝ち越し

水戸商は5回表に二死から勝ち越します。

2番石川選手がレフト前ヒット、3番鯨岡選手がライト前ヒットで二死一、二塁から

4番桒名選手のファースト内野安打で1点を追加します。

非常に微妙なタイミングで、バックアップに入ったセカンドもよく守りましたが、

江戸川学園取手としては痛いリードを許しました。


平山投手が140キロ連発で無双状態

初回に連打を許した水戸商の平山投手ですが、

2回以降はギアを入れ替えて140キロ台を連発。

7回まで四球と単打でランナーを出す以外は全て三者凡退に切って取ります。

昨夏に見た投球よりも球速は5キロ程度上回り、キレッキレのボールをテンポよく投げ込んでいます。まさに無双状態。

7回 水戸商だめ押し

7回表、水戸商がだめ押しします。

四球と盗塁で二死三塁から、4番桒名選手がレフト前タイムリーを放った1点を追加します。

桒名選手は2打点目です。

2点差の8回裏、江戸川学園取手がチャンスを作ります。

先頭の6番小野選手がレフト前ヒットとバントで一死二塁とし、

8番代打渡邉選手がセンター前ヒットを放って一死一、三塁としますが、

後続が連続空振り三振に倒れチャンスを生かせません。

9回表、江戸川学園取手は2番手にセンターを守っていた左腕の石川投手を投入します。

石川投手は6球で三者凡退に切って取り流れを呼ぶピッチングを披露します。

しかし、9回裏は三者凡退で試合終了となります。


試合後記

この試合はなんと言っても水戸商 平山颯太投手の圧巻のピッチングに尽きます。

連打を浴びた初回は大事に入ったのか、球速を抑え気味でした。

しかし、2回以降は開き直ったようで、雄叫びを上げながら腕を全開で振って140キロを連発していました。

終わってみれば1失点、11奪三振でした。

いやあ、観に行ってよかった。

江戸川学園取手エースの倉田投手もかなり魅力的な投手でした。

打ち気満々の相手クリーンアップに初球からスローカーブを投げ込むクレバーさに惚れました。

長い手足から繰り出す角度のある130キロ台の威力あるボールも魅力です。

2番手の左腕 石川投手は123キロを計測。打たせて取る投手のようで

飄々と投げる姿が印象的でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました