選手権茨城大会の準決勝と決勝の結果と所感まとめ

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2023年夏の大会

こんにちは、ぐっちーです。

暑くて熱い茨城大会が終わって早くも1週間が過ぎようとしています。

僕としては野球で休んだ分、貯まった業務の処理をせっせと進めるこの1週間でした。

ようやく片付いてきたのでブログを書きますね。

準決勝

7月24日(月)

ノーブルホームスタジアム水戸

  • 霞ヶ浦4-2明秀日立

5回まで1対1の同点も、6回に試合が動きました。
表に明秀日立が勝ち越すも、その裏に霞ヶ浦が引っ繰り返す。準決勝に相応しい見ごたえのあるゲームでした。
イニングは忘れましたが、二死一、二塁から、霞ヶ浦ショートの新保選手が三遊間を抜けるかという深い当たりを逆シングルで捕球し、ランニングスローでサードフォースアウトを取りました。
このビッグプレーが勝敗を分けたと僕は思っています。本当に素晴らしいプレーでした。

明秀日立は背番号10になった近藤投手がエースであり生命線でしたね。近藤君は春の大会2回戦で常磐大に敗れ、首脳陣からの信頼を失い、ベンチ入りも危うくなっていたそうです。
本来の実力だったら背番号は1なのですが、こういう経緯があって背番号10を与えられていたそうです。春に見たときよりも相当な成長を感じられました。
面構えがよくて本当に好きなタイプの選手でしたので今後の活躍を期待しています。
明秀の強力打線は木村投手の前に4安打に抑えられました

  • 土浦日大6-2常磐大

常磐大1番の佐藤羽選手が先頭打者ホームランで流れをつかみましたが、土浦日大は3回に二死から連続タイムリーで同点とし、
4回に暴投やセーフティスクイズで勝ち越しました。

先発の小森投手が常磐大打線にコンタクトされていると見るや、回もまだ1回二死にも関わらずあっさりと藤本投手にスイッチ。
この辺の小菅監督の嗅覚が素晴らしいですよね。

5回表には土浦日大の塚原主将の頭部にピッチャーの指にかかった140キロのボールが直撃。衝撃映像で思わず声が出てしまいました。
しかし代役で出場した背番号12の飯田捕手が2安打の大活躍でしたね。
中心選手である塚原君の陰に隠れながらもコツコツと努力してきたことが見て取れるベース上での雄たけびでした。
サインが上手くかみ合わない場面が散見されましたが、献身的な声かけには胸を打たれました。
新聞で知ったのですが、常磐大の諸岡投手と土浦日大の飯田捕手は中学時代に成田ボーイズでバッテリーを組んでいたそうです。
試合後に抱き合っていたのはそういうことだったのですね。成田ボーイズ関係者はさぞ胸が熱くなったことでしょうね。

決勝

7月26日(水)

ノーブルホームスタジアム水戸

  • 土浦日大5-3霞ヶ浦

振り返ってみると、霞ヶ浦の木村投手は球速こそ145キロを超えることはありませんでしたが、それでもカットボールのキレは鋭く非の打ち所がない状態で、8回までは完全に霞ヶ浦ペースでした。
しかし9回表、これまで攻めあぐねていた土浦日大打線が突如覚醒し一挙5点を奪いました。
投げては先発の藤本投手がエラーも絡んで3失点。しかし、失点後は1安打に抑えて味方の援護をずっと待ちました。
9回裏には準々決勝の東洋大牛久戦で好投した伊藤彩斗投手が登板。3人で切って取り胴上げ投手となりました。
小森投手の調子が上がらない中、大きな曲がりのスライダーを武器とする伊藤投手の登場は甲子園に向けた好材料となりますね。

3点差であとアウト3つだったのに敗れた霞ヶ浦。
9回表、無死一、二塁となったとき、高橋監督は1点は良いから1つずつアウトを取ろうとベンチから霞ヶ浦ナインに声をかけていました。
8回までの木村投手の出来を考えても、まさか同点にされるとは、いわんや逆転をやでしょう。
本当に不思議な土浦日大打線のつながりでした。

試合後の土浦日大の小菅監督のコメントが印象的でした。

「木内幸男監督は野球は何が起こるか分からないと常々言っておられたが、そういう気持ちで諦めないことが同点につながった。木内監督ならこのゲーム、勝ったんだか負けたんだかわかんねと言ったと思う」と木内監督を引き合いに出していました。

僕はこのコメントを聞いて、木内監督が小菅監督に力を貸したのではないかなと思ってしまいました。

常に木内さんのことを考えてないと、優勝コメントで木内さんについて話せないんじゃないですかね。それだけ小菅監督が木内さんを慕っていたのだなあと思いました。

余計なお世話ですが、常総学院も木内監督の胸像でも建立してもっと大事に扱わないと、土壇場で木内監督が味方してくれないですよ。

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